喫茶店店主の淡路島ごはんとまかない

特別な材料はほとんど使いません

ポークデミチャップとひとりごと

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おひるごはん。

 

・お味噌汁

・大葉タルタル

・紫メークインとベーコンのマヨソテー

・豚キノコのデミチャップ

 

先日のハンバーグを煮込んで余ったデミソースをとっておいて

ケチャップと醤油を加えてソテーだれにしました。

 

メークインは火の入りがめちゃくちゃ早いので

忙しいおひるや朝ごはんの調理にむいています*

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ごちそうさまでした◯

 

ここから少しひとりごと。

 

今、夏休みと題してお店をお休みしていて

おざなりにしていたプライベートのあれこれや

今の自分のこと、これからの自分とお店のこと

夢のこと、夫婦のこと。

沢山沢山 ゆっくり考えています。

 

淡路島に帰って来た28歳からつい先日まで

常に戦闘態勢で張り詰めていて

人の顔色ばっかり伺って

白か黒か!敵か味方か!やるかやらないか!というような思考回路で突き進んできました。

 

起業については、

うまくいってるやん、などとお声をいただく事も多いけど

キッチンカーは本当にナメて手を出したら大火事になるくらい難しい業態です。

「うまくいってる」この言葉を貰えるようになるまで。

そのノウハウは正直同じ業界(移動販売・無店舗起業)の人には教えたくないと思ってしまうくらい

向き合って戦ってきたつもりです。

 

コロナが蔓延する前は、日本各地から私よりも若い

キッチンカーや無店舗で起業したい人達が相談に来てくれていました。

よっぽど、感じるモノがある人がこんな私を頼ってくれた時は、

誠心誠意お伝えしようと思ってはいますが、

多分、熟考した芯の芯までは伝わらないと思います。

それくらい真剣に、真っ直ぐに、プライベートを犠牲にして、電卓をたたき朝まで考え、

トライアンドエラーでやっと軌道にのれたんです。

 

そんな頼ったり参考にできるようなモノゴトの少ない業態へのチャレンジという事もあったのと

ここ最近は有難い事ではあるけども、

本当にどれだけ大量に仕込んで準備しても1時間で売り切れて行くあの消費される虚しさ。

そして私の想いや言葉をちゃんと理解して下さっているお客様へこそ商品を届ける事ができないもどかしさ。

家族との時間を疎かにし続ける自分。

こんな事がしたかったのか?こんな事続けられるのか?何かがおかしい。でも私より頑張ってる人は沢山いる。

もっともっともっと私がやればいいだけだ、、、

 

そんな毎日を5年間続けた結果、

自分の事をあまりにも大切にできてなくて

通院を必要とする程 体も心もわりとひどい状態になってしまっていました。

と、いう事は、大切な私の周りの人達の事もきっといや絶対大切にできてなかったんだと思います。

「自分を大切に出来ない人間は他人を大切にする事もできない」

 

ほんとうにそうだと思います。

 

自分をとことんまで責めるがゆえに

他人の事も当たり前に責めてしまう。

もうそんなルーティンを辞めたい。

それから、私は この大好きな飲食業を死ぬまで続けたい。

今通ってくださる常連様の心を 死ぬまで掴み続けていたい。

 

でも今までの私のままでは

沢山ある夢を1つづつ叶えて行く前に

心が疲れ果てて逃げてしまいそうです。

 

だから、誰かと比べず

もっともっと自分を許そうと思います。

営業再開まで、その練習をとことんやろうと思います。

 

起業の最中に結婚した主人とも

全然できていなかった会話が沢山あります。

私はひとまず、自分を許すクセをつけることと、

目の前にいる主人を信じて大切にすることからもう一度始めようと思っています。

 

飲食業が大好きな私が

主人との家庭の食卓にインスタントや出来合いばかり出すような人間ではいけない。

そんな余裕のない暮らしは辞めにする。

お店とプライベート。どちらかだけに心を込めすぎてエネルギー切れするのをやめて

どちらもほどほどに(良い意味で)大切にしていける人になりたい。

 

さぁ、晩ご飯は何にしよう!

汗を沢山かいて頑張って働いて帰ってくる主人の

心とカラダが喜ぶ食卓にしようと想います◯*